ネットランキング対応のランタイムを作成する先ほどまでで作成したシューティングをネットランキング対応にしましょう。 シューティングゲームのページを開いた状態で、メニューの「ウィンドウ」→「ネットランキング」を選びます URLに、前項でアップロードしたCGIのURLを設定します。 自機が死んだときにランキングのページを開くようにしましょう メニューの「オブジェクト」→「新規」を選んで新しくオブジェクトを作成します。オブジェクトの種類は「テキスト」です テキストオブジェクトを選択します。 オブジェクトインスペクタで、文字を変更します テキストをダブルクリックして、次のように入力します。 extends TextChar; setVisible(0); while(!$myChar.isDied()) { update(); } setVisible(1); while(getkey(13)==0) { update(); } $ranking.setParam("score",$score); $ranking.openBrowser(); このプログラムについて解説します。 setVisible(0); ↑これはこのテキストを一旦非表示にするための命令です。 while(!$myChar.isDead()) { update(); } ↑これは、$myCharつまり自機が死んでいない間、update()を繰り返します。 isDead は、オブジェクトが死んでいる( die()メソッドがよばれている)かを検査するメソッドです。 setVisible(1); while(getkey(13)==0) { update(); } ↑この部分では、 setVisible(1);によりテキスト("Press Return to Regist Hiscore")を表示します。さらにEnterキーが押されるまでupdate()を繰り返しながら待機します。 $ranking.setParam("score",$score); $ranking.openBrowser(); ↑この部分で実際にWeb上にスコア登録をおこないます。 [[$ranking.setParam]](name,value)は、登録の際のパラメータを設定します。ここでは、scoreという名前のパラメータに$scoreの値(つまり得点)を設定します。 [[$ranking.openBrowser]](); は、ブラウザから登録画面を開きます。 試しに一回実行してみましょう。 自機が死んだ後、Press Return to Regist Hiscore が表示されます。ここでEnterを押すとブラウザが開いて登録画面が表示されますが.... エラーが発生しました。実は、開発環境からはハイスコア登録できないようになっています。ここでは、ブラウザが開くのとCGIが正常動作するのを確認するだけにします。(この後ランタイムを作成するとハイスコア登録が可能になります) この状態で、[[配布する>配布する]]を参考にランタイムを作成します。このとき、ネットランキングランキング管理者パスワードの欄に、[[前項>ランキング用CGIを設置する]]で設定した''ネットランキング管理者パスワード''を入力します。 作成したランタイムをWebサーバ上に上げて、ダウンロード可能な状態にしておきます テストします。Webサーバからアーカイブをダウンロード、解凍し、ゲームをやってみましょう。自機が死んだらEnterを押して登録画面に入ります |