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画像を動かしてみましょう

go 命令を使うと,指定した座標で示した位置に画像を動かすことができます. これを利用して,画像を少しずつ違う位置に動かしていき, 猫が動くアニメーションを作ってみましょう.

リスト1 Cat
go(50,100);
go(60,100);
go(70,100);
go(80,100);
go(90,100);
go(100,100);

実行すると... 猫が動いていないようですね.いきなり(100,100)の 位置に表示されたようです.

図1.リスト1の実行結果

実は,猫はちゃんと(50,100)の位置から始まって,(60,100) (70,100) (80,100) (90,100) と少しずつ動きながら (100,100)の位置まで移動したのですが, コンピュータは,とても素早く命令を実行するため, 途中の動作が見えなかったのです.

そこで,命令の実行を少しゆっくりに実行してもらいます. sleep という命令を使うと,途中で実行を待つことができます.

リスト2 Cat
go(50,100);sleep();
go(60,100);sleep();
go(70,100);sleep();
go(80,100);sleep();
go(90,100);sleep();
go(100,100);sleep();

今度は,猫が少しずつ動く様子が見えると思います.

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