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変数の値を増やしてみましょう

さて,さきほどのプログラムをもう一度みてみましょう,

リスト1 Cat
x=50;
go(x,100);sleep();
x=60;
go(x,100);sleep();

リスト1では,x=50;で,xに50覚えさせてから, x=60;で,xに60覚えさせています.

ここでは, 「xに60を覚えさせる」代わりに,「(すでに覚えている)50 を10だけ増やす」 という書き方を紹介します.

リスト2 Cat
x=50;
go(x,100);sleep();
x+=10;
go(x,100);sleep();

x+=10;という書き方が出てきました.これは 「今覚えているxの値に,10を足す」という意味です.

リスト2では, x+=10;が実行される時点では, xは50を覚えていますので, x+=10;が実行されると,50に10を足した値である 60を新しくxに覚えさせます.結果として, リスト2は, リスト1と同じ結果になります.

これを利用して,xを100まで増やしながら,絵を動かしてみましょう.

リスト3 Cat
x=50;
go(x,100);sleep();
x+=10;
go(x,100);sleep();
x+=10;
go(x,100);sleep();
x+=10;
go(x,100);sleep();
x+=10;
go(x,100);sleep();
x+=10;
go(x,100);sleep();
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