Commented by: S.Percentage
at 2010-01-09 10:32:15
描画速度は、ソフト(DirectXとTonyu)の実行効率と、CPUのクロック数とビデオ(グラフィック)カードの処理速度で決まります。
つまり、CPUが古すぎて、クロックが500MHzを切っていても(つまり1命令20ナノ秒)、ソフトが速い動作をしていて、グラフィックカードが250MHzくらいの早さで描画すれば、総合的には速くなるわけです。
ちらつきは、画面を消したり書いたりするせいで起こっている現象です。
C言語でDirectXを使うことができるライブラリに、DxLibがありますが、
あれはちらつき防止のために、「裏画面」というバッファを使っています。
描画順序は、
裏画面をクリア
↓
すべてのオブジェクトを裏画面へ描く
↓
裏画面を表画面(ディスプレイ)へ転送
です。
Tonyuの描画方法はわかりませんが、オブジェクトがupdateを実行したときに書き換えるので、結果的にグラフィックカードの速度がTonyuの実行速度を超えている、または、ほとんど同じなら、ちらつきが起こるわけです。
裏画面を使えば、すべてを裏画面へ描いた上で表画面をすべて裏画面の画素に変えるので、表画面の画素がなくなることは(まず)ないと思うので、ちらつきは起こらないわけです。
ゲームの実行速度は、ソフトだけでなく、ハードにも影響しているということです。
CPUが500MHzでもオブジェクト150個(仮定)でFPSが62ということはまずないはずです。
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