[[Tonyu基礎練習]] - ''練習:while文'' while文while文は、Tonyuのプログラムを書いていれば必ず現れるものですが、 その働きについて理解をしておきましょう。 次のプログラムは、永久にxを1増やし続けるプログラムです。画面上では、右に移動しつづけることになります。
extends SpriteChar; while(1) { x=x+1; update(); }
このように、while文は、{と}で囲まれた部分を繰り返すという働きがあります。 練習問題ところでwhile(1) の1とは何でしょう? 次のプログラムを実行してみてください。
extends SpriteChar; while(x<300) { x=x+1; update(); }
今度は、x=300の地点でオブジェクトが消えました。プログラム1 との違いは、while(1) が、 while(x<300) になったところです。 x<300 は、数学と同じ「xが300より小さい」という意味です。このオブジェクト は、xが300以上になると、消滅します。 本来、while文というのは、英語のwhileが「~の間」という意味から来ている文で、次のような動作を行います。 書式: while (条件) 処理 while文は、条件が成立している間、処理を行います。 例えば、プログラム2 は、x<300 (xが300より小さい)間、右に移動する、という処理です。 条件のところに、1と書くと、「必ず」という条件になります。つまり、while(1) と書くと、永久に処理を続けることになります。 while文をたくさん書いてみるwhile文は1しか書けない、というものではありません。
extends SpriteChar; while(x<300) { x=x+1; update(); } while(x>0) { x=x-1; update(); }
このようにすると、次のような2つの動作が見られます。
while文も、他の文と同じように、上から下に順番に実行されます。 |