このWikiは古くなりました:新しいWikiへ移動

←前  次→  トップ

自機を動かす

自機を作る

自機を作ってみましょう。オブジェクトを作るを参考にオブジェクトを作成します

mkmychar.png

オブジェクトのキャラクタパターンを指定するを参考に、自機のパターンを指定します。先ほど用いたSamplesの下のMaze.bmpを使います

selPatmy_m.png

自機の動きを定義する

自機をダブルクリックし、次のように入力します。

extends SpriteChar;
while(1) {
  if (getkey(39)>0) x+=3;
  if (getkey(37)>0) x-=3;
  update();
}

実行してみましょう。カーソルキーの右と左で自機を動かせます。

下に落ちる

しかし、これだと自機が空中に浮いています。下に落ちる処理を付け加えて見ましょう。

extends SpriteChar;
while(1) {
  if (getkey(39)>0) x+=3;
  if (getkey(37)>0) x-=3;
  y+=3;
  update();
}

これで実行すると、自機はどんどん下におちていきます。

床やはしごの判定を加える

今度は、ずっと落ちっぱなしですね。床やはしごにあたったら止まるようにしないといけません。

extends SpriteChar;
while(1) {
  if (getkey(39)>0) x+=3;
  if (getkey(37)>0) x-=3;
  if ($map.getAt(x,y)==$pat_Maze+1) y+=3;
  update();
}

ここで新しく$map.getAt(x,y)という命令がでてきますが、これは

「(x,y)地点にあるマップのキャラクタパターンを返す」

という働きがあります

(x,y)とは自分のいる地点ですから、自分が床でもはしごでもない場所(紺色の空間)にいる場合だけ落ちるようにすればよいのです。

めり込みを修正する

さて、実行させてみると、確かに床で止まるのですが、ちょっとめりこんだ格好になっています。

この仕組みを説明しましょう。次の図をみてください。

merikomi.png

これで、すこしめりこんだ理由はわかったでしょうか めりこまないようにするには、もう少し下の点で判定をすればよいのです。

merikomi2.png

extends SpriteChar;
while(1) {
  if (getkey(39)>0) x+=3;
  if (getkey(37)>0) x-=3;
  if ($map.getAt(x,y+16 )==$pat_Maze+1) y+=3;
  update();
}

さて、これでうごかしてみましょう。 まだ足りないものがあります。はしごを使っての上下移動ができません。

そこで、自分がはしごの上にいたら上下キーで移動できるようにしましょう

extends SpriteChar;
while(1) {
  if (getkey(39)>0) x+=3; 
  if (getkey(37)>0) x-=3;
  if ($map.getAt(x,y+16)==$pat_Maze+1) y+=3;
  if ($map.getAt(x,y)==$pat_maze+2) {
     if (getkey(40)>0) y+=3;
     if (getkey(38)>0) y-=3;
  }
  update();
}

追加した部分の解説をします。

 if ($map.getAt(x,y)==$pat_maze+2) {

↑ここは、自分のいる場所にはしご(キャラクタパターン番号:$pat_maze+2)があるかどうかの判定です

はしごがある場合はif文の中の処理を行います

  
if (getkey(40)>0) y+=3;   
if (getkey(38)>0) y-=3;

↑それぞれ、上や下がおされたら上または下に移動します。

実行させてみましょう。 とりあえずはしごを使って上下移動ができるようですが...? ずっと下を押していたら、壁にめりこんでしまいました。

merikomi3.png

プログラムをもう一度みてみましょう

extends SpriteChar;
while(1) {
  if (getkey(39)>0) x+=3;
  if (getkey(37)>0) x-=3;
  if ($map.getAt(x,y+16)==$pat_Maze+1) y+=3;
  if ($map.getAt(x,y)==$pat_maze+2) {
    if (getkey(40)>0) y+=3;
    if (getkey(38)>0) y-=3; 
  }
  update();
}

下を押したら、下に移動するという処理は

 if (getkey(40)>0) y+=3;

でやっていますが、ここに「下のほうに壁があったらとまる」という 判定を加えたほうがよさそうです。 逆にいえば「下が押されていて、かつ下に壁がなかったら、下に移動できる」と書けばよいのです。 先ほどの

 if ($map.getAt(x,y+16)==$pat_Maze+1) y+=3;

という処理は 「下になにもない空間があった場合、下に移動する(落ちる)」 という処理でした。これにならって、次のようにかきなおします

extends SpriteChar;
while(1) {
 if (getkey(39)>0) x+=3;
 if (getkey(37)>0) x-=3;
 if ($map.getAt(x,y+16)==$pat_Maze+1) y+=3;
 if ($map.getAt(x,y)==$pat_maze+2) {
   if (getkey(40)>0 && $map.getAt(x,y+16)!=$pat_Maze+0) y+=3; 
   if (getkey(38)>0) y-=3;
 }
 update();
}

実行させてみましょう。自機の動きはひとまず完成です。

←前  次→  トップ


添付ファイル: filemerikomi.png 688件 [詳細] filemerikomi2.png 647件 [詳細] filemerikomi3.png 623件 [詳細] filemkmychar.png 628件 [詳細] fileselPatmy_m.png 627件 [詳細]

トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2017-11-14 (火) 21:24:37 (2354d)