//@pnavi
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**ネットランキング対応のランタイムを作成する [#l1db2f20]
先ほどまでで作成したシューティングをネットランキング対応にしましょう。
シューティングゲームのページを開いた状態で、メニューの「ウィンドウ」→「ネットランキング」を選びます
&ref(openNetRank.png);
URLに、[[前項>ランキング用CGIを設置する]]でアップロードしたCGIのURLを設定します。
&ref(setRankURL.png);
自機が死んだときにランキングのページを開くようにしましょう
メニューの「オブジェクト」→「新規」を選んで新しくオブジェクトを作成します。オブジェクトの種類は「テキスト」です
&ref(newText2.png);
テキストオブジェクトを選択します。
オブジェクトインスペクタで、文字を変更します
&ref(setcaption.png);
テキストをダブルクリックして、次のように入力します。
//prog
extends TextChar;
setVisible(0);
while(!$myChar.isDied()) {
update();
}
setVisible(1);
while(getkey(13)==0) {
update();
}
$ranking.setParam("score",$score);
$ranking.openBrowser();
このプログラムについて解説します。
//progfrac
setVisible(0);
↑これはこのテキストを一旦非表示にするための命令です。
//progfrac
while(!$myChar.isDead()) {
update();
}
↑これは、$myCharつまり自機が死んでいない間、update()を繰り返します。
[[isDead]] は、オブジェクトが死んでいる( die()メソッドがよばれている)かを検査するメソッドです。
//progfrac
setVisible(1);
while(getkey(13)==0) {
update();
}
↑この部分では、 setVisible(1);によりテキスト("Press Return to Regist Hiscore")を表示します。さらにEnterキーが押されるまでupdate()を繰り返しながら待機します。
//progfrac
$ranking.setParam("score",$score);
$ranking.openBrowser();
↑この部分で実際にWeb上にスコア登録をおこないます。
-[[$ranking.setParam]](name,value)は、登録の際のパラメータを設定します。ここでは、scoreという名前のパラメータに$scoreの値(つまり得点)を設定します。
-[[$ranking.openBrowser]](); は、ブラウザから登録画面を開きます。
試しに一回実行してみましょう。
自機が死んだ後、Press Return to Regist Hiscore
が表示されます。ここでEnterを押すとブラウザが開いて登録画面が表示されますが....
&ref(browseError.png);
エラーが発生しました。実は、開発環境からはハイスコア登録できないようになっています。ここでは、ブラウザが開くのとCGIが正常動作するのを確認するだけにします。(この後ランタイムを作成するとハイスコア登録が可能になります)
この状態で、[[配布する>配布する]]を参考にランタイムを作成します。このとき、ネットランキングランキング管理者パスワードの欄に、[[前項>ランキング用CGIを設置する]]で設定した''ネットランキング管理者パスワード''を入力します。
&ref(mkpass.png);
作成したランタイムをWebサーバ上に上げて、ダウンロード可能な状態にしておきます
テストします。Webサーバからアーカイブをダウンロード、解凍し、ゲームをやってみましょう。自機が死んだらEnterを押して登録画面に入ります
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