Stringクラス
文字列結合
演算子 +を用いて、文字列と他の文字列を連結します
例1
extends SpriteChar;
a="山"
b="川";
c=a+"と"+b;
print (c);
▲ コンソールに"山と川" が表示されます"
例2
extends SpriteChar;
score=100+200;
print ("score="+score);
▲ コンソールに"score=300" が表示されます。
この例のように、文字列と数値を連結することが可能です。
注意点
演算子 + は、両辺の値の種類によって意味が変わってきます。次の例をためしてください。
例3
extends SpriteChar;
print ("score="+100+200); // A
print ("score="+(100+200)); // B
print (100+200+"=score"); // C
コンソールは次のように表示されます。
score=100200
score=300
300=score
- の動作をまとめると次のようになります。
- + の両辺のうち少なくとも一方が文字列の場合、演算の結果は文字列となる。文字列でないほうの値はその値の文字列表現に変換される。
- + の両辺が数値の場合、演算の結果は数値となる。数値同士の足し算を行う。
- + で連結された値が3つ以上ある場合、左から計算する。ただし括弧でくくられたものを先に計算する
上の例では次のような計算が行われています。
- print ("score="+100+200); // A
- まず、"score="+100 を計算し、結果が"score=100"になる。
さらに"score=100"+200 を計算し、結果が"score=100200"になる。
- print ("score="+(100+200)); // B
- まず、(100+200)を計算し、結果が300(数値)になる
さらに"score="+300 を計算し、結果が"score=300"になる。
- print (100+200+"=score"); // C
- まず、100+200を計算し、結果が300(数値)になる
さらに300+"=score" を計算し、結果が"300=score"になる。